前述の、アルティマ用のシャーシを作ったときの残り材を貰って、作ったオプティマミッド用のシャーシ。一見ノーマル風だけど、すべての板材を7075で抜きなおしてある。リアサスアームはアバンテのもので、これは比較的楽に換装することができる。効果は、直安性の向上、ジャンプ姿勢の向上として顕れる。が、エキスパートにはダルいのかも知れない。リア回りの物理強度は上がったが、フロント回りはそのまま(でも、たしかマグザムFFの前まわりをつけてたな。いわゆる前レーザー使用だね)のため、当時走っていたコース(路面・タイル、パイロン・コンクリブロック)のせいもあって、よくフロントギアボックスのサスピボットが壊れた。今思えば、強化対策できたはずだが、すぐレーザーが発売されたので、ソッチに乗り換えた。でも、乗換え失敗(レーザーの特性に腕が合わない)で、以後TF-2まで京商とは疎遠になった。
このシャーシと、ジュラパンアルティマと、乗換えに失敗したレーザー(たしかレイトンカラー)は、「ラジコン改造テクニック」なる不定期刊行ラジコンムックに(とある事情で)載った。あらためてシゲジゲ眺めると、
「素材美」ってのは、カーボンより金属に分があるね。こういうシャーシっていまだに好きです。(僕の、板抜く技術はこの頃がピークだね。今はこんなに綺麗に抜けない。)